上の二つの写真は家を建築する際に使われる建築材です。
写真をよーくご覧ください。両者の違いに気がつきましたか???
『ムク材』の写真は年輪がうずまき状になっています。すなわち一本の木からできた建材ということになります。
一方『積層材』の写真にはうずまき状の年輪はなく、しま模様のような層が見られます。
これはつまり、何枚かの板を積み上げて張り合わせて造った建築材なのです。
一見ひとつの木に見える木材も、このようによく見てみると『積層材』であることがあります。
本当のムクにはうずまき状の年輪があることを忘れずに!!
ところで、年輪は芯材と辺材からできているということを切り株に秘められたナゾのコーナーでお話しましたね。
ここでちょっぴり怖いお話…。
上の積層材、もしも辺材部分だけで造られていたらいったいどうなるのでしょう?
辺材は樹木としてまだ若い部分で、栄養分は多く含んでいますが、芯材と比べ耐久性は劣ります。
つまり、芯材部分に比べ腐りやすいというわけです。
『ムク材』であれば辺材部分が衰えても芯材部分がそれを補い支えてくれますが、
辺材で構成された『積層材』では支えてくれる芯材部分がないことになりますね。
もちろん『積層材』がすべて悪いというわけではありません。
『ムク材』に比較して価格も手ごろだし、ムクの質感を出すことも可能になってきています。
つまりは適材適所。家の土台となる柱などの部分では『ムク材』を使用することをおすすめいたします。 |