皆さんが普段、何気なく見ている山。その山には木がびっしりと生い茂っていますね。日本の山には木があって当たり前ですが、いざ世界に目を向けてみるといかがでしょう?千年以上の文明の歴史のある国や地域で、日本ほど森林が残っているところがあるでしょうか?エジプト・中国・インド・ヨーロッパなどなど…、有史以前はどこも青々とした森林があったにもかかわらず、人類の開拓の歴史の中で森林は姿を消し、最悪の場所は砂漠にまでなってしまいました。
それではなぜ日本には森林が残っているのでしょう?それは我々日本人が「木を植える・木を育てる」という文化を持っているからです。木を切ったら植える。この当たり前のことを繰り返し行ってきた民族は、世界的に稀なのです。植林した人工林は原生林ではありませんから、手入れが必要です。下刈り・枝打ち・間伐を繰り返し、立派な森林に育てていかなくてはなりません。そして利用価値が出るほど大きく成長したら、伐採して木材として利用し、また木を植える。このサイクルがとても大切なのです。
現在、日本の住宅資材としての木材は、約8割を海外からの安価な木材を利用しています。日本の森林は急峻な山岳地帯に多いため生産性が低く、また労働賃金も遥かに高いため、輸入材に対抗するだけの競争力が失われてしまいました。しかし、人工林は利用し、手入れをしなければ維持できないのです。森は環境そのものです。国土と国民を守っているのです。
皆さん!国産材の家を建てましょう!
素晴らしい日本の森林を、我々の子供たちに引き継げるように…。
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